プログラミングの前にコレを習得すべし!成長効率100倍UPのコツとは!?
2021年3月1日
プログラミングの成長効率を100倍UP倍させる方法!
どうも。
26歳でフリーランス英語・スペイン語通訳からWeb系エンジニアに転職してエンジニア歴5年。
普段はフルスタックエンジニアしてます、テック備忘LOGのYuki(@tech_bibo_log)です!!
今回はプログラミングの学習方法に焦点を当てたいと思います。
"100倍"とした根拠はありません(笑)
前回の記事では『プログラミングの独学』についてお話をしました。
エンジニアになりたい人がどうすればよいのか、僕なりに説明とアドバイスをさせて頂いてます!
まだ読んでいない方、興味がある方はぜひご覧ください!
▽▽▽ プログラミング独学・初学者に送るアドバイス ▽▽▽
それでは、始めましょう!
[ 目次 (開く) ]
- プログラミングの成長効率を100倍UP倍させる方法!
- プログラミング学習の前に、まず『検索力』を身に付けよう!!
- なぜ必要なのか?
- 『検索力』とは?...的確に『ググる』ワザです。
- なにを知りたいのか?なにが起きているのか?
- エラーメッセージの一般的な仕組みを理解して、冷静に対応しよう
- まず普通に検索してみる
- スペースで区切る。
- 「"」で完全一致検索
- 「OR」で複数の検索ワードのうち、いずれかを含むサイトを検索
- 特定のキーワードを除外
- 「期間指定」で新しい情報だけ取得
- 「言語(Language)」設定で最新中の最新を取得
- おまけ!Google検索結果を1年以内に限定できるChrome拡張
- まとめ
プログラミング学習の前に、まず『検索力』を身に付けよう!!
はい、もったいぶらずに早速答えをお伝えしました。
何故かというと、本当に知って欲しいからです。
このページを閉じて他のサイトやYouTubeに行ってしまう前に、『検索力』という能力が
あることを一人にでも多く知ってもらいたいからです。
『検索力』を付ければ、今のあなたの抱えている問題は全て解決することができます。
それが答えです。ここで満足してしまった方は、見るのをやめても構いません。
でも、この記事に興味を持ったあなた、ネットで検索して記事に辿り着いたあなたは素晴らしいです。
この記事を最後まで読み切ったあなたはもっと素晴らしいです。
ぜひ『検索力』とは何か、最後まで読んで身に着けて帰ってください。
今回は、エンジニアの検索ワードの選び方と、プログラミング学習で他人と差をつける素晴らしいGoogle検索の技(コツ)を伝授いたします!!
なぜ必要なのか?
『検索力』は、どうして必要なんでしょう?
では次の質問について考えてみてください。
■プログラミングに興味を持ち学習を始めたものの、途中で挫折してしまう人が多いのはなぜ?
■プログラミングのオンラインスクールが流行しているのはなぜ?
■高い受講料を払ってでもオンラインスクールに通うのはどんな人?どうして?
■プログラミングの「メンター」サービスが多いのはなぜ?
...
...
...
全ての質問に共通しているのは、プログラミング学習を『難しい』と感じてしまう人が多いということ。
一人で解決できずに、悩んで、時間だけが過ぎるばかりの日々。悶々としながらストレスだけが溜まっていき、さいごに挫折してやめてしまいます。
Yuki
確かにプログラミング学習はとても難しいです。
まさに、かつての僕です。(笑)
でも私は、問題の本質は違うところにあると考えています。
実は、初心者の方は学習を始める以前から、すでに挫折への近道を選択してしまっています。
要は詰まるべくして詰まり、なるべくして見事なほどに途中で挫折、フェードアウトしていきます。
自分が今なぜこの壁にぶち当たっているのか、そもそも問題は何なのか、ココが漠然としていませんか?
そんな人たちに目を付けたのが、お金のある企業やそのオンラインスクールの経営者です。
プログラミング学習に挫折した人や、まだネットリテラシーの低い初心者から「受講料」という名目でお金儲けしているのです。
でもその企業もサービスも悪くありません!!
むしろ短時間でプログラミングとは何か?を知るには、手っ取り早く知ることができて大変オススメです。
悪いのは搾取されているあなた。YOUです。
すべての原因はネットリテラシーの低さ、検索力の無さだと思っています。
それにエンジニアとして働くなら、新技術の学習、問題や壁、エラーとは一生付き合っていくことになります。
そういったときに自力で問題を解決できない技術者は『技術力不足』『自走出来ないヤツ』『ネットリテラシー低い』『使えないヤツ』認定されます。
正直言って使い物になりません。使用する技術の仕様的に、そもそも実現できない要求にぶち当たった時、それが『なぜ、できないのか?』が検索出来ない為に、説明すらできないからです。
そうならない為にも今回は、なぜ「検索力」がエンジニアにとって重要であるのか考えてみてください。
Yuki
有料サービスに大金を投資せずとも、自力で技術力アップできる技術者になろう!
『検索力』とは?...的確に『ググる』ワザです。
”検索力”はGoogleやYahoo、Safariで欲しい情報を的確に検索する能力を指しています。
その中でも今回は、前述の通りGoogle検索でできるいろんな技を紹介していきたいと思います。
プログラミングでエラーや問題にぶち当たった時にどう対処するかを交えて説明します。
熟練したプロのエンジニアでも毎日、何度も何度も「検索」して情報を得ています。
なにをどのようにして検索をすれば良いのか、
その方法についてみていきましょう。
なにを知りたいのか?なにが起きているのか?
効率的なステップで適切な情報に素早くたどり着くために、『なに』を知りたいのか?『なに』が起きているのかを確認しましょう。
例1: 何を勉強すればいいのかわからない
例えば、人生で初めてプログラミングを学習すると決めたとしましょう。
何を勉強すればいいのか右も左も分かりません。
便利な『スマホアプリ』を作ってみたいです。
生徒さんA
それでは、アプリをどうやって作るのか知る必要がありますね。
まずは何が分からないのか、疑問を羅列してみましょう。
■アプリ開発ってどうやるの?
■どんな技術が使われているの?
■そのアプリはAndroid向け?iPhone向け?どちらでもインストールできるようにしたいですか?
■そのアプリはゲーム?便利ツール?それともSNS?
■そもそもアプリエンジニアって儲かるの?年収は?
これらを、キーワードに変換して検索していきます。
例2: 何が起きているのか、何がエラーの原因なのかわからない
例えば、プログラミングを勉強中でアプリ開発をしているときにエラーが発生したとしましょう。
英語で長文のエラーメッセージが表示されてしまいました。。。
見るのも嫌になって現実逃避したくなってしまいます。
こんな時、人間はたいてい現実を直視できず、エラーメッセージを1行1行ちゃんと読もうとしません。(笑)
異世界文字のように見えて全く頭に入ってこないので恐怖すら覚えてしまう感覚です。
残念ながら初心者の方は経験がないので、エラーメッセージを読まずして解決する術など微塵もありません。
諦めてエラーメッセージを読みましょう。むしろエラーメッセージを読むことは問題解決の一番の近道です!!
次のパートで、エラーメッセージからどうやって解決していくのか、コツを伝授します。
エラーメッセージの一般的な仕組みを理解して、冷静に対応しよう
HTMLやCSSなどのマークアップ言語を除いて、プログラミング言語のエラーメッセージ出力の仕組みは一般的に変わりません。
このポイントを押さえて、英語の長文の中から必要な部分だけ読み取れば良いということを理解しましょう!
エラーメッセージの読み方
エラーメッセージは基本的にTraceback(トレースバック)
と言って処理の流れを追って表示しているので、
1行目の関数Aの中から15行目の関数Bを呼んで、関数Bの中の処理で関数Cを呼び出したときに、関数Cで○○エラーが発生しました。
といった具合に全て教えてくれています。
エラーメッセージが長文になるのはこのためです。
それじゃあ、一番最後のところを読むだけでエラーの内容は分かりますよね?
上から順に始まるなら最下行を。逆なら最上行の前後数行を読めば根本のエラー内容が分かるわけです。
例えばGAS(Google App Script)の場合、以下のエラーが発生したとしましょう。
2:12:46 エラー Exception: The number of columns in the data does not match the number of columns in the range. The data has 16 but the range has 15. export_to_spreadsheet @ hoge_huga.gs:114 main @ hoge_huga.gs:137
これは下から始まっています。
1:まず137行目のmain関数が呼ばれる
2:その中でexport_to_spreadsheetという関数が更に呼ばれたときにエラーが発生
3:そのエラー内容がException: The number of columns in the data does not match the number of columns in the range. The data has 16 but the range has 15.
といった具合です。
この場合は、The number of columns in the data does not match the number of columns in the range.
を全コピーしてGoogle検索です。
↓↓ここテストに出るよ~!!↓↓↓
エラーメッセージは基本的に定型文なので、コピペ&検索で大体ヒットします。
迷わず『コピペ&検索』しましょう!!
生徒さんA
こんな感じでエラーの原因を突き止めていきましょう!!慣れてくるとエラー退治は楽しいですよ!
では、次のステップに進みましょう!
まず普通に検索してみる
例えば、IT業界には『SE』というワードがありますね。
あなたは、「SE」ってなんだろう?となったとしましょう。
一応、知りたかった情報にたどり着くことが出来ました。
でも1ページ目から、ノイズ(余計な情報)が大分ありますね。
それでは、次からはいろんなコツを追加しながら、情報をフィルタリングしていきましょう!
スペースで区切る。
『SE』について検索する時、本来検索したかったのは IT業界の『SE』なはずです。
では、その頭の中の言葉をコツ1を使って入力してみましょう。
「iPhone SE」や「○○SE株式会社」などの余計な情報がなくなった!
生徒さんA
これで大まかなフィルタリングをすることが出来ました。
ここでの注意点は、大きいカテゴリを左に持ってくるです。
今回で言うと IT業界 >> SE ですね。(IT業界のSEの意)
さらに、年収や仕事内容が知りたい場合は、以下の様に検索することができます。
■〔IT業界 SE 仕事内容〕
■〔IT業界 SE 年収〕
この検索ワードの順番は、入れ替えると検索結果が変化していきます。
ぜひ、実際に確認してみてください。
また、検索ワードは短い文章でも大丈夫です。
『お腹 チクチク どうして』を『お腹がチクチクする どうして』とする感じでもいいです。
「"」で完全一致検索
検索したいキーワードをダブルクォーテーション「”」で囲むことでそのキーワードが「完全一致するWEBサイト」のみを検索できます。
試しに『IT業界 SE』と『"IT業界 SE"』を検索してみましょう。
▼▼▼ 『IT業界 SE』の場合 ▼▼▼
Googleが検索ワードをどのように検索結果を取得しているのか、大きな違いが見て取れる場所があります。
...
それは、リンクの詳細分です。
「"」ありの場合は2つの検索ワードが隣接していて、
「"」なしの場合は検索ワードがバラバラに点在しています。
「"」のあるなしで、このような検索結果の違いが生まれてくるんですね!!
生徒さんA
「OR」で複数の検索ワードのうち、いずれかを含むサイトを検索
キーワードとキーワードの間に OR を挿入することで、いずれかのキーワードを含む情報だけに絞ることができます。(例: 小型 OR 中型 )
特定のキーワードを除外
「-」を付けたワードを追加することで、検索結果から除きたいワードを指定できます。
ここでは、「ERROR 404 OR 405」という検索から、必要のない「500」「503」を除外しています。
Yuki
どうですか?だいぶデータを絞ることができてきましたね!
でも、まだまだです!それっていつの情報...?問題。
「期間指定」で新しい情報だけ取得
ここまできたら、だいぶ信頼性のある有益な情報のみが表示されていると思います。
ですが、情報が古くて、現在はもう使えない...時間の無駄だった!(泣)なんでこともあります。
いま本当に使える、生きた情報がほしいですよね!
例えば、1年以内に公開された新鮮な情報だけを検索したいときはこうします。
実は、この「期間指定」がエンジニアが最もお世話になる検索オプションです。
プログラミング言語やWebフレームワーク、ライブラリなどは日々バージョンアップが行われていて、『先月は問題なく動いたコードがエラーで動かない。』なんてこともあります。
毎日バージョンチェックをするわけにもいかないので、突然エラーが起きたとときは何が起きているのか全く分からないですよね。
エラーメッセージが何を意味しているのか検索するときに、古い情報が出てきては、いつまでたっても解決できずに時間だけが過ぎてしまうのは
たまったもんじゃありません。
Yuki
同じ原因に遭遇して、すでに解決したときの方法を発信してくれている人がたくさんいるはずです。
そんな人たちの最新の生きた情報を的確に探し当てましょう!!!
「言語(Language)」設定で最新中の最新を取得
日本は比較的、技術情報が発信されるのが遅く情報が少ないことも多々あります。
言語を英語に切り替えて、アメリカなどから発信されている情報に絞ることで、技術の先端を行く外国の技術者たちの
技術ブログや情報交換板のトーク内容が検索できたりします。
これも結構おすすめのオプションですね!!
▼▼▼検索してみた結果▼▼▼
おまけ!Google検索結果を1年以内に限定できるChrome拡張
『ato-ichinen』という自動でGoogle検索結果を1年以内に限定できるChrome拡張機能が存在します。
日本の開発者、amazedkoumei氏によって開発されているソフトウェアで、Chromeに表示される拡張のアイコンをクリックするだけで使えます。
非常にオヌヌメです!!!
まとめ
以上、ここまで『プログラミングの成長効率を100倍UP倍させる方法!』というタイトルで、
プログラミング学習を始める前に必ず身に着けておきたい『検索力』について説明してきました。
質問・相談できる相手がいない、自力でエラーを解決できなくて挫折。こんなことで、この楽しいプログラミングの世界から去っていくのは本当に悲しいことです。
一人でも多くの初心者さんの力になれれば嬉しいですし、Twitter(@tech_bibo_log)
でいろいろ質問もして頂ければ力になります。
メンターが必要であれば、いつでもお安くお受けしますのでDM下さい😊!
でもまずは、自分で調べてみるという習慣を身に着けて、自力で解決する経験を積んで欲しいです。
技術は身につくし、エラーの対応も驚くほど簡単にこなせるようになって行くことを約束します!!
引き続き、『プログラミングが好きになる』ような、そして有益な発信を続けていきたいと思います。
次の記事もどうぞお楽しみに!
それでは今回はこれで終わらせていただきます。
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。