ConoHaのVPS(CentOS8)を利用してみた!初めてのアクセスまで。

2020年5月12日

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ConoHaのVPSを使ってみた感想!

どうも、テック備忘LOGのYuki(@tech_bibo_log)です!!

ConoHaのVPSサービスでCentOS8を使ってみた感想。
この記事ではブログを開設する際やサービスを展開するにあたって必ず必要になってくる、サーバーについて触れたいと思います。

今では多くの企業がレンタルサーバーやVPSサービスを展開しているため、多種多様な料金プランと性能のサーバーを比較して選択する必要があります。

VPSとは、バーチャル・プライベート・サーバの略で、一台の物理的なサーバコンピュータ上で仮想的なサーバコンピュータを何台も起動する技術によってつくられた仮想的なサーバコンピュータのこと。
[ Wikipediaより ]


選択肢が多い分、価格競争や性能の向上など多くのメリットがありますが、同時にどれが自分に合っているのか迷いますよね。


今回は当サイトの運営にも使用しているConoHaのVPSサービスについて紹介していきたいと思います。 ConoHaのアカウント作成後に実際にVPSを立てて、初めて接続するところまでの手順も説明していきます。

[ 目次 (開く) ]

ConoHaとは

ConoHaとはGMOインターネット株式会社が展開している現在急上昇中のレンタルサーバーのサービスです。 アカウント登録者数(利用者数ではないと思う)が19万アカウントを突破したという現在人気のサービスの一つで、 その内容は、WindowsサーバーからVPS、メールサーバーにDBサーバーまで多種多様で、 料金はなんと月額620円~、初期費用無料です。

それだけでも、十分すごいですよね...。

ちなみに公式(?)キャラクターらしき可愛いキャラクターがいることでも有名です。(笑)

ConoHaを選んだ2つの理由

ConoHaを選んだ理由その1(豊富なOSの選択肢)

今回私がConoHaで利用しているVPSサービスでは多様なOS(オペレーティングシステム)を選択することが可能です。
主要なものだと下記があります。

- CentOS(ver6.6~8.1)
- Ubuntu(ver16.04~18.04)
- Debian(ver8.11~10.3)
- Fedora(ver31)
...など

また、openSUSEやArch Linux、OpenBSDなども取り揃えています。

VPSサービスの選択画面



ConoHaを選んだ理由その2(料金形態)

それはVPSサービス料金の安さと柔軟性。
毎月の料金は何と620円/月から利用できること!
更に利用していて分かったのですが、この月額、なんと1円/hの時間割りです。
実際の今月利用して発生した暫定利用料金がコレです↓↓↓

今月の利用料金(暫定)



えっ...



・・・めちゃくちゃ安いですよね。
実際に利用しなかった月は0円で、支払いが発生しませんでした!!
なので、忙しくてまったくVPSを触れないときはあることをしておけば、使った時間の料金を支払うだけで良いという事になります。
必要な時に必要なだけ使えて費用の削減にもなります。素晴らしい...!!



↓↓↓その、あることとは...?↓↓↓
シャットダウン、かつ、サーバーイメージの削除です。
この2点をしておくことで料金の発生を停止ことができます。
※サーバーイメージとは、自分のサーバー情報を丸々バックアップした時に生成されるデータです。
 これを利用すれば、以前の情報を引き継いだ状態でサーバーを作成(または複製)できます。




ConoHaを選んだ理由(補足)

補足ですが、ConoHaには他にも素晴らしい特徴があります。
それは、クレジットカードや銀行口座を利用した支払いが難しい学生でも利用できる支払い方法があるという点です!

その1: ConoHaショップやAmazon.co.jpなどでConoHaカードというプリペードカードを
     購入して利用する方法
その2: オンライン決済やコンビニ払いなどでConoHaチャージをすることで利用する方法

【ConoHaカードについて】
現在なら学割で10%オフや大量購入での割引などがあります。(2020/05/11)
デザインも可愛いですね!!
ConoHaカードについて



1.ConoHaショップで「ConoHaカードを購入する場合」

2.Amazonショップで「ConoHaカードを購入する場合」
※現在、Amazonでの取扱は無さそうでした。(2020/05/11)



【ConoHaチャージについて】 ConoHaチャージについて
ConoHaチャージは 入金⇒(入金額分)利用するというサービス形式で、注意点が2点ある様です。
※ 注意点 ※
1.チャージ残高が不足すると、サービスは停止しますのでご注意下さい。
2.残高不足となってからサービスの停止までお時間を要するケースがあり、その間の料金は発生いたします。


ConoHaでVPSを取得する方法【CentOS8編】

0.VPSを作成しよう!(その1)

※ConoHaのアカウントの作成方法については省略しますので、作成してから下記の手順を行ってください。
ここからは、ConoHaアカウントを作成した後にVPSを立てて、初めてアクセスするところまでを説明していきたいと思います。




1.VPSを作成しよう!(その2)

ログイン画面でログインするとこのような画面になります。
サイドメニューの「サーバー」を選択してください。
ログイン後の画面




2.VPSを作成しよう!(その3)

「サーバーリスト」という画面が表示されたら、次に写真の赤枠の部分[+サーバー]というボタンをクリックしてください。
サービスを選択する画面へ移動します。 「サーバーリスト」画面




3.利用するサービスを選択しよう!

この記事の最初序盤でも前述した様に、下記を選択する画面へと変わりました。
- 利用するサービス
- 使用するイメージタイプ(OS)を選択
VPSサービスの選択画面


今回は512MB(520/月)のVPSサービスにCentOS8(64bit)を選択しました。
最後に[root パスワード]を入力して、右サイドメニューの[追加]ボタンをクリックしましょう!
これでVPSの作成が完了しました。この時点から料金が発生します。

※無料オプションとして下記3点を用途に応じて設定しておくことを強くお勧めいたします。
 1.[SSHキー]       ← 今回はSSH Keyを新規作成して説明します。
 2.[接続許可ポート IPv4]  ← 指定ポートのみ許可[SSH(22)のみ]など
 3.[接続許可ポート IPv6]  ← 全て拒否

詳しくは次の項で説明します。



4.SSH Keyを新規作成しよう!

先程の無料オプション設定 - SSH Keyの項目で[ キーを新規作成 ]を選択し、キーを作成しましょう。
自分のVPSがブルートフォースアタックで乗っ取られたり、クラッカーと呼ばれる悪い人に悪用されてネットワーク攻撃の踏み台にされたり、 思いもよらない事件に巻き込まれないよう最低限の対策をしておきましょう!!

無料オプション設定

今回は[ sshLoginKey ]という名前で作成しました。
[ +追加 ]ボタンを押すと下のメッセージが表示されるので、キーとなるファイルをダウンロードして大切に保管してください。

-----------------------------------------------▽▽メッセージ▽▽---------------------------------------------- プライベートキーをダウンロードしてください。
プライベートキーが生成されました。プライベートキーは一度だけダウンロードできます。
-----------------------------------------------△△メッセージ△△----------------------------------------------



5.VPSのIPアドレスを確認しよう!

さいごに、先ほど作成したVPSのIPアドレス[ xxx.xxx.xxx.xxx ]を確認しましょう。
SSH接続時に必要となります。
[ サーバー ]画面 ⇒ [ ネームタグ ]のリンクをクリックするとサーバー情報が確認出来ます。 IPアドレスを確認


VPSへアクセスする方法

さて、ここまで来たらあとはVPSに接続するだけですね!
ここからは、先程作成したVPSに直接アクセスする方法を説明していきます。

0.rLoginをインストーラーをダウンロードしよう!

今回は[ rLogin ]というWindowsで使用できる接続ツールを使用します。
コマンド操作や、ツールの操作方法などは今回はあまり関係が無いので割愛させて頂きます。

下記のサイトから.zipファイルをダウンロードしてください。
接続ツールrLogin公式サイト


ダウンロードWindows 7以降(64bit)
接続ツールrLogin



1.rLoginをインストールしよう!

.zipファイルを解凍 ⇒ .exeファイルをダブルクリックで[ rLogin ]を起動してみましょう。
すると、このような画面になりますので、赤枠の[ 新規 ]をクリックして、接続情報を設定しましょう。
rLogin起動後の画面



2.rLoginでVPSに接続しよう! - 設定(その1)

接続情報画面が表示されたら、以下の情報を入力して[ OK ]をクリックしてください。
- エントリー(上)
- ホスト名(サーバーIPアドレス)
- TCPポート
- ログインユーザー名
- パスワード(CohoHaで設定したやつ)

rLoginの接続情報設定画面



↓↓↓ 設定例 - 基本項目 ↓↓↓

rLoginの接続情報 - 設定例



↓↓↓ 設定例 - SSH Key ↓↓↓
ConoHaで作成したやつ

rLoginの接続情報 - 設定例



3.rLoginでVPSに接続しよう!

[ OK ]を押すと起動直後の画面に戻り、Server Selectの一覧に先程設定したVPSが追加されていると思います。
これを選択して、リスト脇の[ OK ]をクリックするといくつか質問されますが、
[ 接続 ] ⇒ [ はい ]と進めていくと...
無事、初めてのVPS接続が成功しました!

rLoginの接続情報 - 設定例



さいごに

いまなら超お得!!(2020/05/11)

現在、ConoHaでは新規利用者に向けたキャンペーンを行っています! 新規登録からVPSの利用開始で最大1ヶ月間の利用料が無料になるというお得なものです。 是非、この機会にブログやシステムの運営などを初めてみてはどうでしょうか?

また、ConoHaのVPSを利用するだけで、すぐにWordPressでブログの運用が開始できるサービスもありますのでそちらを利用してみるのも賢い選択です!「プログラミングが出来ない!」という方でも安心ですね。


当ブログでは、ほかにも初歩的なブログの解説方法や、面倒な入力作業、情報収集の自動化を行うPythonプログラムを作成した時の解説や紹介をしていく予定ですので、良かったら見てみてはいかがでしょうか?

▽▽▽ Seleniumの実行環境を作った時のお話し ▽▽▽

2020/5/11

CentOS8にPython3 + Seleniumを10分で構築する!


▽▽▽ Djangoでブログを構築した時のお話し ▽▽▽

2020/5/11

Django + Nginx + uWSGIな環境を構築する!「Hello, World」公開まで。


以上で「ConoHaを使ってみた感想&初めてのVPS接続までの手順」は終了です。
次はもう少し簡潔に書けるように工夫したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。お疲れ様でした!